皆さんご家庭でテレビやパソコンなどのスクリーンタイムをどのように制限したり、
ルール作りをするのか日々お悩みの事だと思います。
我が家もそうです。
私たちが子供のころとは異なり、今はスマホもあればタブレットもあり、PCでは動画も見れるし、
誘惑は尽きません。
しかも、そうした動画やテレビを見せている間は子供がおとなしくしてくれているので、
悪いと分かっていてもついつい頼ってしまうと思います。
そこで、もう見せることを完全に禁止できないので、
どうせ見せるなら役に立って面白いものにしよう、と様々我が子に見せた結果
言葉の吸収に意味があったものをご紹介できればと思い、今日はyoutubeでみられる
英語の習得に貢献する動画集、というものをご紹介したいと思います。
その前に、まず何故スクリーンタイムを制限しないといけないのか、
現状わかっていることをおさらいしておきましょう。
目次
スマホ子守って何が悪いの?
そもそも何がわるいのでしょうか?
いいじゃん別に、、、なんて思ってしまいます。
そこで日本小児科医会のスマホ子守に対する警鐘のリーフレットを読んでみましょう。
ここでは5つの提言がなされています。
①2歳まではテレビDVDの視聴は控えましょう
②授乳中、食事中、テレビ、DVDの視聴は控えましょう
③全てのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。一日2時間までと考えます。
④子供の部屋にはテレビ、DVDプレーヤー、PCなどは置かないようにしましょう
⑤保護者と子供でメディアを上手に利用するルール作りをしましょう
というものです。
厳しいですね、、我が家違反しまくりです。
では、違反すると何が悪いのでしょうか?
ぐずる子供に子育てアプリで対応することは、赤ちゃんの育ちをゆがめる可能性がある
リーフレットにそう書いてあります。
そうなんですね、、、でもゆがめる可能性ってなんか表現として弱いですよね。
もう少し具体的なデメリットは何があるのでしょうか?
親子のコミュニケーションの時間が奪われる
これは容易に想像できますね。
放置したら確かに弊害が出てきそうです。
スマホ子守は視力の発達に悪影響
これも理解できますね。
でも、あんまり近づけなければいんじゃない? なんて思ってもしまいます。
そもそも上の5つの提言の2時間に制限、という2時間の根拠はどこからくるのでしょうか?
こういうのはなんでもそうなんですけど、だいたい日本の場合は海外のデータを参考にして
日本版に焼き直ししていることが多いので、海外の文献を検索してみましょう
スマホ子守って英語でなんていうのかしら。、、、、?
幼児における肥満の原因となる
スマホ子守の結果として体を動かす機会が失われることによります。
アメリカの報告ではスクリーンタイムが週1時間増えるとそれに応じてようじのBMIも増えたというものもあります。
睡眠障害の原因となる
特に寝る前に寝かしつけなどでスマホ子守してしまうと、十分な睡眠を得ることがむつかしくなる
という研究はたくさんあります。
アメリカ小児科学会はもっと厳しい!
調べてみると以下のような記載がありました。
The American Academy of Pediatrics (AAP) recommends keeping all screens off around babies and toddlers younger than 18 months.
They say a little screen time can be okay for older toddlers, and children 2 and older should get no more than an hour of screen time per day.
米国小児科学会の推奨としては、
要は一歳半になるまで全てのスクリーン(スマホ、タブレット、PCなど)の使用を推奨しない。
それ以降の乳児は多少の時間であればOK。しかし、2才以降でも毎日1時間は超えない。
とのことです。
我が家は完全にアウトです。
さらに踏み込んで
But the AAP emphasizes that setting time limits isn’t enough:
It’s also important for parents to choose high-quality shows and games, and join their children during screen time instead of just handing over their phone to be used as an electronic babysitter.
時間の制限を設けるだけでは不十分で、親はどんなものを見せるか、
そしてスマホ子守するのではなく、子供と一緒に見ることがたいせつである、と強調している
ようです。
はぁ、、、そうですか、、、。
(スマホ子守はelectric babysitterっていうんですね、、、)
結論!スマホ子守によって、赤ちゃんが身に着けるべき人と人との関わりから得られる社会性が喪失されることが問題!
これにつきます。
実際長期的にみて、様々な直接的な悪提供は確定していない部分が多いです。
現状は直接的な悪影響よりも、スマホ子守をすることで失われること これに焦点を当てて語られています。
おさらいで現状推奨されるスマホとの接し方をまとめておきましょう
①あまり小さい子には見せないか、見せても短時間
②夜間スマホを用いて寝かしつけをしない
③スマホ子守をしない(スマホをみせてほったらかしにしない)
④何かを見せるときには一緒に見ながら会話をする
では、何を見るのが良いのでしょうか?
早速ご紹介していきましょう。 うーん長い前置き、、、でもスマホは賛否両論ありますからね、、、デメリットも紹介しておかんと、、、、
バイリンガル教育的お薦めyoutube動画
うちの息子が英語を習得していく際に本人が興味を持ったものを以下ご紹介していきます。
ある程度興味を持つまでは歌などを一緒に歌うことが大切でした。
やはり一緒に、というのが大事なんですねぇ、、、、(その時は知りませんでしたが)
興味を持ったチャンネルは歌でした。
歌から英語に入っていきたい場合
Dave and Eva Nursery Rhymes and Baby Songs
色んな歌を一緒に覚えていくと、子供も興味を持ってきます。
Pinkfong! Kids’ Songs & Stories
ここは日本語バージョンもあるので、比較して遊んでいくと楽しく身についていくと思います。
色や形の勉強なども一緒にできます。
Super Simple Songs – Kids Songs
きらきら星から、ハロウィン、クリスマスにわたって様々な歌が入ってます。
季節に合わせて楽しく学べます。
Blippi
ブリッピ、って言います。
変な?おっさんが楽しく遊んでいる動画です。おもちゃの解説や職場訪問など、いろんなパターンがありますが、とにかく子供の食いつきが半端ないです。
アメリカ人の友人に聞いたら、アメリカでは相当有名みたいですね、、たまたま見つけたおっさんでしたが、おそるべしです。
youtubeのBlippi Official Channel
Fireman Sam
消防士のサムと愉快な仲間たちのお話しです。いたずら小僧のノーマン君が良く火を起こしてしまうという困った展開になることが多いです。
英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語バージョンなどあります。
youtubeのFireman Sam Official Channel
Peppa pig
イギリスのアニメです。ブタの親子とその友達がケンカをしたり遊んだりといった感じで、日本でいえば、「しまじろう」かな、、と言いたいところですが、
内容は全くしまじろうのように道徳的ではなく、主人公のPeppaの父親への言葉遣いは悪いです、、、笑 お国柄なのでしょうか・・・
ちなみにうちの子供はこれを見て以来、私の事をDaddyと呼ぶようになりました。
それはPeppaが父親の事をdaddy pigと呼んでいるからです
youtubeのpeppa pig official channel
The Little Bus Tayo
バスのTayoと愉快な仲間たちのお話しです。内容はpeppa pigに比べて友情や人助けなど道徳的なものになっていると思います。
パトカーや救急車、ヘリコプターに重機などが出てくるので、男の子にお勧めだと思います。
他にも様々おすすめありますので、ご興味がある方が質問頂ければと存じます!
うちの事はCurious Georgeというお猿さんのアニメや、きかんしゃトーマス、チャギントンなどは何故か全くダメでした。
セサミストリートもクッキーモンスターがクッキー食べて暴れている所以外はダメでした。
どの子もそれぞれの趣味嗜好があるのでしょう。
皆さんのお子さんい合ったものがみつかるといいですね。
いずれにしても、大切なのは
時間をほどほどに、そして一緒に見ながら会話をして、決してスマホに子守をさせない!という事ですね。
どうせスクリーンタイムをなくせないなら、楽しく英語を身につけさせちゃいましょう!
蛇足ですが、我が家は最近「しまじろう」を中国語で見せています。
面白いですよ!