断食レビュー 朝食抜き経過報告 ~2週間経過~

先日(H30 年2月20日)より朝食抜き健康法の実体験を皆さんに報告し始めました。

今回の知識のベースとしているのは、甲田光雄先生の著書です。

奇跡が起こる半日断食

他にも、「断食、少食健康法

という著作も参考にしています。

自らの生活スタイルを考え、食べるものまで厳格に本にすり合わせていくことは出来ないのですが、

我が家は玄米食なので、朝を食べなければおおむね本の通りの食事になる。と思っています。

本で推奨している半日断食は

簡単にまとめると

①朝食べない

②昼夜は玄米を中心とした菜食

③ただし、昼、夜にドカ食いしない(腹八分目にする)

といったものです。

2月20日から約2週間経過した今、体に起きた変化を書いてみようと思います。

健康志向は素晴らしいことですが、難病が治った!と喧伝できるほどの効果があるのかどうかに関しては現段階では個人的に疑問を持っています。

朝ごはん抜いたらこんな風になったよ!

個人の体験談が多くの人にとって当てはまるのかどうか、という点に関しては私たちはいつも立ち止まって慎重に考える必要があります。

半日断食したら、こんなに健康になった!という個人的体験談をお持ちの方々は

「半日断食が良いのではなくて、半日断食を行う前のあなたが不摂生だっただけなのではないですか?他の健康法でも良いのではないですか」

という問いに対してどのように答えるのでしょうか?

こんなことを考えているものですから、現段階では半日断食が有効である、というよりも

なんでもいいから

①継続して

②無理なく出来る

という特徴をもった健康法を模索中です。

最終的にはどんな方法でも、私も含め皆さんが健康で幸せになればよいのだと思っています。

ある方法に固執するよりも、あらゆる方法でいいとこどりしたいです。

ここで念のため今の私の食生活を書いておきましょう

朝 コーヒー以外摂取せず

昼 外食 特に制限なし ただし 大盛やめて よく噛むようにした

おやつ りんご1個(16時から17時くらいに食べてます)

夕 玄米ご飯 野菜スープ

この食生活を行って2週間の変化を書いてみましょう。

カフェイン本当はダメみたいなんですけど、コーヒー飲みたいからさ、、、無視して飲んでますよ!

 

開始当初のダルさ、結構あります。

これに関してはファスティングの勉強や体験をされたことがある方々はご存知の事と思います。

肝臓のグリコーゲンをエネルギーとして使用した後、人は脂肪を分解してケトン体をエネルギーとして使用するようになります。このケトン体が体内に普段より多くなると頭痛が出るといわれています。

私たち夫婦は頭痛が出ることはあまりありませんでしたが、ダルさを感じ、少し頭がぼーっとしていたような気がします。しかし、数日で慣れました。

味に敏感になった

昼ごはんや夕ご飯を食べる際に、今までよりも味に敏感になりました。

その分薄味ですむようになったので、体には良い変化ととらえて良いのだと思います。食事が美味しくなったと思います。

よく噛むようになった

どうしても始めのころは昼食のドカ食いをしてしまってました。

だって、、、、、おなかすいてるんですもの🤭。

そうすると午後に強烈な眠気に襲われて、仕事をするのが大変だったんです!😭

これはヤバい、、、なんとなせねば、と思ったところ

本の中によく噛め!と書いてあったので、

よく噛んで食べるようにしたら、断食明けのドカ食いはなくなりました🙄。

そして快適に午後の仕事が行えるようになりました。

朝から昼の空腹に慣れた

これは結構時間かかりました。極端に食べ物のことを考えたりすることは減り、食べ物に対する渇望感も開始して2週間もすれば相当改善します。しかし、朝食べていた時と比較して自分がイライラしている感じがします。この点はもう少し、経過観察が必要なところだと思います。

朝はちょっとでも食べてしまった方が逆に空腹を強く感じる

子供の食べ残しをもったいないと食べたら、その後かえって普段よりも強い空腹を感じることになり、以後気を付けるようになりました。

食事に対する感謝の気持ち、足るを知るという思いが芽生えるようになった。

よく噛むようになったからなのかもしれませんが、食事の際に何を食べているのかという事にこれまで以上に集中するようになりました。その結果として、食べ物に対する感謝の気持ちが芽生え、「ありがたい」という気持ちを抱きながら食事をするようになりました。

そして、もう少し食べたい、という気持ちがあったとしても「これくらいでやめておこう」という思いに自然になるようになりました。開始当初とはえらい違いです。

はじめはドカ食いして苦しみましたらねぇ~

体が軽くなって、睡眠時間が減った

効果の最初のところで書いたダルさの時期を脱したら、むしろ体が軽くなりました。体重が減ったという事ではなくて、おなかが空いているのに体を動かすのは苦ではない、という状態です。(空腹を徐々に感じなくなると、本当にすいすい体が動きます。)

また、睡眠時間も短くて済むようになり、朝の目覚めも良くなりました。

とりあえずこんなところでしょうか、、、

 

まとめ

私達が感じている効果が万人にも当てはまるのかどうかという点に関しては、非常に個人差が大きいところだと思っています。

しかし、朝食断食は暴飲暴食による不摂生よりは明らかに健康的であるという点は間違いありません

ですから現時点で不摂生である人には当然効果があるでしょう。そんなことは当たり前です。

今健診で生活習慣病に引っかかってしまうような方々は食事を玄米に変えるだけでも意味があると思います。

とにかく、食事に関わる健康法は

①継続して

②無理なくできる

この点が満たされないと、全く意味がありません。

朝抜き断食がこの点を満たして継続できるのかどうか、随時報告していきます。

 

最後に再度書いておきますが、ここで書いている効果はあくまで私たちの個人的なものなので万人に当てはまるものではありません。糖尿病など持病をお持ちの方、拒食症、過食症でお悩みの方、など必ず医師に相談してから試すようにして下さい。そして、食事というものは「こうでなければならない」という硬直した考えを私たちは提唱することもあまり好ましくないと思っています。

何を食べるか、も大切なことですが

誰と一緒に何を食べるか、という点もとても大切なことです。

食事療法していても、友人と一緒にラーメン食べたり、アイス食べたり、お菓子食べたり

そういったことがあっても良いと思います。

 

何にせよ、程度の問題なので、健康で生活するにはそういった点に関してのバランス感覚が必要ですね。

その点ヨギックライフスタイルに通じていく点なのだと思っています。

カロリー制限が人に本当にプラスに働くのか、を自分を実験台にして記録をつけていきますね。

 

 

 

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