外国人ベビーシッターと接したら子供はバイリンガルになる?

学校から帰ってきた息子、何やらクッキーの箱に大好きな車のおもちゃを入れてゴソゴソ。

 

「mummy!!数えるね!!」

息子、車の数を数えてくれるようです。

「ひとーつ、ふたーつ、みっつ、よっつ」

お、すごいすごい👀👀👀

 

数の数え方は息子には難しいようで、たまに教えて

しばらくお休み、またしばらく教えて少しお休み、

を繰り返していました。

が、、、ここから事態は奇妙な方向へ🙄🙄🙄

「five!! six!! seven!! eight!! nine!! じゅう!!

😑😑😑😑😑😑😑😑😑

分かりますよ、日本語での色々なものの数え方、本当に複雑。

鉛筆、車、お皿、クッキー

全て数え方が違います。

英語のカウントならシンプル。

あー両方同時に教えるって難しい💦💦💦

 

さらに、今仲のいいお友達がフランス人の5歳の女の子なのですが

その子がフランス語でカウントの仕方を教えてくれるわけです😍🇫🇷🇫🇷🇫🇷

息子はその女の子が大好き😍😍😍

もうメロメロなんです♡♡♡

 

 

となると、ますます日本語でのカウントの優先順位が下がっていきます😱😱😱

 

明日の朝はネチネチ日本語勉強会だな🤭🤭🤭

 

ところで。

時々聞かれる質問なのでここで一つ。

ベビーシッターを外国人にしたらバイリンガルになるか?

 

私が考える答えはノーです。

じゃあバイリンガルって何でしょう?

バイリンガルとは「2つの言語を母語話者のように操ることが出来る人」です。

 

それに対して、ダブルリミテッドという言葉があります。

以前はセミリンガルと呼ばれていたものです。

「どちらの言語共に年齢相当の言語能力がついていない状態」という意味です。

 

バイリンガル、トリリンガルに育てるために、重要なこと、など

この話は今も昔も激しく議論がなされているトピックですので

別の機会にまとめたいと思いますが、

 

今回はまず軽いトピックから。

ベビーシッターって日本人がいいの?外国人がいいの?

 

仕事をしているとどうしても

ベビーシッターさんに頼らざるを得ないこと、ありますよね😭

我が家も、双方の両親は遠方のため

時間で帰れない時、息子発熱の時、など

ずいぶんとベビーシッターさんは頼っています。

 

最近、英語、中国語OKのベビーシッター会社、よく見かけます。

じゃあ英語をベビーシッターの時に話してもらっていて、子供も話すようになるか?

 

この答えに関しては、一部イエス、一部ノーです。

 

例えばフィリピン人のベビーシッターさん。

かなり訛っている方が多いです。

あとは意味は通じるけれど、正しい文法で話していない人も多い。

 

ある程度英語を話す子供につけるベビーシッターとしては◎と思います。

が、全く英語を話さない子供に対して、

英会話もついでにできるし一石二鳥、なんて思いながら雇うのはと思います。

 

別の視点としては、

日本人のベビーシッターさんは本当にきめ細やかにやってくれます。

外国人ベビーシッターさんは、色んな意味で大雑把なことも多々あります。

そういったことも踏まえて、

我が家は発熱時などは日本人のベビーシッターさん

親が帰ってくるまでの遊び相手には外国人ベビーシッターさん

をお願いしています。

 

言語習得に必要な時間数は3000時間と言われています。

ですので、住み込みの外国人シッターがいる場合、そのシッターの言葉を子供が習得する可能性はあると思います。

実際にアメリカの方で以前中国に駐在し、その後日本の駐在になった知り合いがいますが、

彼らの子供は、中国にいた際に住み込みのシッターが中国語でシッティングを行ったため、

学校に行かずとも中国語を習得したそうです。

現在はその能力が落ちないように、スカイプで中国語会話を受講している、と先日伺いました。

便利な時代になりましたね、、、。

費用の点、教師の質からも、スカイプの方が良い、と言っていました。(そうなんですね、、、)

中国語に関しては以前ブログにも書いた通り、ここ最近Expatsの間でブームだと思います。

やはり時代なのでしょうね。

一方日本のケースを考えると、住み込みというのはレアであり

多くてもベビーシッターさんは毎日数時間というケースだと思います。

すると、自然と習得には時間がかかると思われます。

あとは大切なことですが、親の努力という視点は欠かせません。

自分が英語喋れないから、子供には英語をと考えている方は、そもそもフィリピン人のシッターをつけること自体がむつかしいと思います😭。

フィリピン人シッターはほぼ日本語をしゃべれません。ですので、親が英語を話せないと、シッティングの依頼自体が困難であるという現実があります

それから子供が外国語に興味を持つようになるには、親が関わらないと継続すること自体が難しい事は容易に想像がつくと思います。

最近は英語シッティングが流行っていると上に書きましたが、高額なシッティング料金をとってその辺のめんどくささを代わりに会社が請け負うというところもあるようです🙄

そういった会社を介さない場合、一般的にフィリピン人シッターは日本人シッターよりも割安です。

その分行き届かない部分が多々あるので、使用に際しては用途を十分考える必要があると思います。

 

言語習得に関して、参考までにうちの息子はこの間から週一回中国語を学校で習い始めました。

同じクラスで受講している子供たちが中国人ハーフや純中国人や、親が中国に駐在していた子供なので、

ついていけのかな、、、

何やってんのかな、、、

大丈夫かな、、

と思っていたところ、

先日いきなり

「Daddy, 对不起」

なんて言うもんだから、ちょっとずつでも子供は習得していくものなのかもしれませんね🤗

ゼロよりはマシ、て感じなのかもしれません、、、。

3000時間には程遠いですけどね、、、

子供たちの人生は長いからよいのかしら?🙄🙄

今は息子に置いて行かれないように親が必死に中国語勉強しています。

🤗我学习汉语!!🤗

まとめ

外国人ベビーシッターと触れ合うのはいい経験ではあるが、言語習得のツールとしては日本での現状を考えると非効率。

外国語を子供に押し付けるのではなくて、親も一緒にやる方がより効果がある。

ある程度子供がその言語のに興味を持ったり使いこなせるようになれば、スカイプなどを有効活用する方が安い。

 

 

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