バイリンガル教育 ~日本語の単位を覚える~

我が家の息子はインターナショナルプリスクールに通学しています。

母国語は日本語ですが、学校に日本の子があんまりいないので、

日中は完全に英語を使っています。

ですから、油断すると日本語よりも英語が主言語として顔を出してきます。

単一の言語を習得している場合に比べて、息子の言語習得はゆっくりだと思います。

同世代の子で幼稚園に通園している子たちはとても滑らかに日本語を使いこなしていて、さすがだな、と思ってみています。

同時に二つ以上の言語を身に着けていく場合、当然一つよりも時間がかかることは容易に想像がつきます。

いつまでに何が出来なけれがならない、といった頑なな目標ではなく、

楽しみながら成長を見守りたいと常々思っています。

過去ブログに書きましたが、ひらがなを習得し終わった息子は、現在日本語の「単位」の習得真っ最中です。きっかけはふとした事でした。

息子よ、これはいくつ?

家でも英語が出てくるようになってしばらくたちます。

親子の会話の中で、数字をちゃんと言えるか確認した際に

「これいくつ?」

「何個ある?」

と聞いたところ

「two apples」

「three bananas」

と英語で答えることが続いたため、

もしかしたら、

「ひとつ、ふたつ、みっつ」ってわかんないのかな?

と思って

一緒に数えさせてみたらやっぱりできませんでした😀。

無理もありませんね、、、、よく考えたら教えてませんでしたもの、、、😅

日本語の単位って本当にたくさんありますよね。

ひとつ、ふたつ、、、という数え方に始まり

1個、2個

1台、2台

1枚、2枚

1匹、2匹

など、身の回りにあるものを表現するのに単位を覚えることがこんなに煩雑だったなんて、、、と、この非効率性にイライラしちゃいます。

しかも、子供が使うような単語で、例えば

 

リンゴ、本、くつ、カップ、車、紙、人

全部数える単位が異なるなんて、、、、

 

よく日本人は違和感なく使いこなしているな、と今更ながらに感心しています!🙄

私は日本人ですが、意識せずにこれらを使いこなしているのは、すごい事ですよねぇ、、、(自画自賛)

 

英語でも

a cup of ~,  a piece of ~,    a slice of ~

などといった形で数え方で若干の覚えることはありますが、やはり日本語の大変さには及びませんね😔

そんなわけでここ最近単位を一生懸命意識して会話するようにしています。

 

You Tubeさん、なんかいい動画ありませんか?

うちの息子はここ最近BlippiとFireman SamとPeppa Pigにはまっています。

これらの動画を見せる前に、ついでに見せる単位を覚えられる歌でもないかな、、と思って探してみたら、

歌では無いのですが、単位を勉強する動画があったので、ご紹介します。

 

かぞえうた、と言いながら、メロディーは全くなくて単調に数えていくだけなのですが、種類が豊富でそんなに長くないので、

飽きっぽい子供にはちょうど良いのかと思っています。

もう一つ

 

この二つを見せてからいつもの動画を見せるという事をここ一週間くらい行っています。

単位の動画を見せる際には一緒に数えて、後は日常生活の中で、

意識して

「絵本を2冊とって下さい」

「リンゴを一つください」

「紙を3枚ください」

等と言って理解できているか、確認しています。やはり言語習得の基本は会話ですからね!

インプットは概ねできたようですが、やはりアウトプットとなると、言う前に詰まってしまう事がまだ続きます。

しかし、意外に早く吸収したなぁと驚いています。

子供はすごい!😀

 

余談です。

先日朝、学校に行く前に家の中を走り回っていた息子はドアに顔面を直撃しました。そしたら鼻血が大量に出てきたわけですが、

その際に

「Daddy, I got  nose bleeds」って言ってきたんです。

息子よ、、、鼻血って日本語知ってるか? それに何故nose bleedsって言葉を知っているんだ?🤔

うーん、、、と思っていたら鼻血を拭くのを忘れてしまい、親子で朝から血まみれになりました。

子供の成長にはいつも驚かされてばかりです。

今後はカタカナを読めるようにして、それからひらがな、カタカナをかけるようにさせてあげようと思います。

そうすれば本が自分で読めるようになりますからね!(なるといいな、、、、、😅)

今日早速アマゾンで買いました。五味太郎さんの「ひらがな」の「カタカナ」番です。

先ほど届いたので、試してみたら大混乱していました。

カタカナってねぇ、、、、大変な予感がします。

エをI(アルファベットのアイ)だと言い張るものですから、

エは「え」だよ、と息子に教えても

「No, daddy. You are wrong, it is I not エ.」って言ってますからね、、、、

 

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